昭和2年開業の銀座線から平成20年開業の副都心線まで九つの路線を運行し、総営業キロは195.1キロに及ぶ東京メトロ。都心の地下にこれだけの鉄道システムを作り上げるには、膨大な時間と人、最新の技術が注ぎ込まれている。
土屋氏は、「ぴあ」編集部などを経て、1997年からフリーのライター。著書に「新きっぷのルール ハンドブック」などがある。
本書は、東京を地下から支える巨大ネットワークを深掘り。複雑な鉄道ネットワークを維持する東京メトロの「すごさ」を、実際に見たり感じたりできるポイントを中心に利用者の立場から詳しく紹介する。
価格は800円(税別)。239ページ。問い合わせは交通新聞社TEL03(6831)6622。