旅先で異文化に触れることで、抱えている問題を解決する糸口が見つかる――このような経験はありませんか?
本書は、4年に渡る「しあわせな生き方・社会のデザインとは何か」を探求するための旅を記録した一冊。
「お金」の観念がない南米エクアドル・アチュアル族との出会いからはじまり、インドの風景を変えつつある「ゴミ問題」や、カナダ領とデンマーク領で明暗を分けた北極圏イヌイットの現状、ゆっくりと近代化を進めながらも、これまでの伝統や国民の「幸福」を守り続けるブータンの暮らしなど……。さまざまな地域の「リアルな姿」を描いています。
「自然との調和を大切にする」先住民族の文明から、「テクノロジーを好む」わたしたちの文明が何を学ぶべきなのか?そしてどのように交わっていくべきなのか?旅を通して「しあわせな生き方」、そして「しあわせな社会」の秘訣を探っていきます。
書名:『これからやってくる素晴らしい世界の話』
著者:ヒロカズマ
定価:1,760円(10%税込)
判型:四六判
頁数:288頁
ISBN:978-4-426-12513-4
発行日:2021年6月28日
【目次】
第1章 南米のジャングルに生きる人々の叡智
第2章 インドでシンクロニシティに身を任せる
第3章 会いたい人に会いたい時に会いに行く
第4章 世界の屋根で見つけた融合点
第5章 世界を回って知った幸せな生き方
第6章 世界を回って気がついた幸せな社会
第7章 再び南米アマゾンへ
【著者】
ヒロ カズマ
大阪生まれ。セミナー会社を経営し、いくつかの不動産を所有する自由人。ライフワークとして「幸せに豊かに生きる方法」を伝え広めている。どうしたら人が自由に才能を伸ばし、豊かに生きることができるかをテーマに、多くの人を対象に、講演・セミナー・コーチングを行ってきた。四代目として豊かな子ども時代を送ったために、独自の金銭哲学を持ち、そのユニークな視点からの明快なアドバイスを求め、全国からファンが訪れている。オンライン塾「素晴らしい世界」も開講。南米アマゾンに暮らすアチュアル族を訪ねる旅をきっかけに、インド、北極圏、ヒマラヤを巡り、先住民族の文明と私達の文明の融合点がこれからの時代を豊かに生きる鍵だと気づく。そして、2つの文明が融合した後に訪れる素晴らしい世界を伝えている。