驚くほど簡単なのに、それでいてオシャレ!
大好評「フランス人の料理書」シリーズは、フランスでの料理修業を経て、数々の料理書を出版、テレビや雑誌等で活躍する人気料理家・上田淳子さんが、日々を忙しくしながらも自分らしい暮らしを送るフランス人から教わった料理を提案。
日常の食卓に、特別な日のおもてなしに、様々なシーンで活用できるレシピが評判を呼び、なかでも『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』『フランス人が好きな3種の軽い煮込み。』は、それぞれ4刷のヒットとなっています。
同シリーズの第4弾となる新刊『フランス人に教わる3種の“新”蒸し料理。』では、蒸し器を使わない、3種類の蒸し料理を紹介。
フランスでは、「ゆでる」という調理法はあまりなく、少量の水で「蒸す」のが主流。
短時間でつくれ、野菜はおいしさや栄養をキープしながら、肉や魚は身をふっくらと仕上げることができます。
蒸し方は、使用する食材や仕上がりによって以下の3種。いずれも鍋かフライパン一つで手軽に作れます!
1「ヴァプール」
少量の水を入れ、蒸し器代わりにオーブンシートに素材をのせて蓋をし、強火で、短時間で仕上げる。
いわゆる日本の蒸し料理の形に近い調理法です。
驚くほどふっくらと仕上がるため、野菜や魚介、鶏むね肉などにおすすめ。器に盛り、ソースをかけていただきます。
2「エチュベ」
少量の水とオイルを入れ、蓋をして蒸気で蒸す。油脂をまとわせることで野菜のえぐみなどをマスキングし、うまみを閉じ込める。蒸し汁ごといただきます。
同シリーズ1冊目『フランス人は、~野菜を食べる。』でも好評だった、野菜料理におすすめの調理法です。
3「ブレゼ」
大ぶりに切った肉や野菜が半身浴になるくらいのスープを加え、弱火でコトコト蒸す。
肉料理やごちそう料理に向きます。
【目次抜粋】
PART 1 ヴァプール
えびとアスパラガスのヴァプール アイオリソース/さつまいもとオレンジのサラダ タイム風味/カリフラワーと芽キャベツのチーズフォンデュ/かきのヴァプール ブルーチーズソース/鶏ささ身のヴァプール セロリバターソース…など
PART2 エチュベ
白い野菜のエチュベ/じゃがいもとアサリ、ドライトマトのエチュベ/野菜のペイザンヌ/りんごと豚肉のエチュベサワークリーム添え/牛肉とれんこんのエチュベ アジアン仕立て…など)
PART3 ブレゼ
豚肩ロース肉と野菜のブレゼ/骨付き鶏もも肉と栗のブレゼ/きのことくるみのチキンロール/スペアリブとじゃがいものミルクブレゼ/紫キャベツとりんごのブレゼ/ひき肉のブーレット パプリカトマトソース…など
【著者プロフィール】
上田淳子(うえだ・じゅんこ)
料理研究家。神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスのホテルやレストラン、ベッカライ、フランスでは星付きレストラン、シャルキュトリーなどで料理修業を積む。帰国後、シェフパティシエを経て料理研究家として独立。自宅で料理、お菓子、ワイン教室を主宰し、雑誌やテレビ、フランスのワイン産地ロワール地方での日本の食文化の紹介、子どもの食育についての活動なども行う。近著に『から揚げは、「余熱で火を通す」が正解! 』(文化出版局刊)、『帰りが遅くてもかんたん仕込みですぐごはん 』(世界文化社刊)など。本書は『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』『フランス人が好きな3種の軽い煮込み。』『フランス人がこよなく愛する3種の粉もの。』に続き、大好評の「フランス人の料理」シリーズ第4弾となる。
【書籍概要】
書 名:フランス人に教わる3種の”新”蒸し料理。
著 者:上田 淳子
仕 様:B5変判、128ページ
定 価:本体1,500円+税
配本日:2019年9月2日(月)
ISBN:978-4-416-61980-3