【本だな】地域創生のための総合情報誌「地域人」第66号 特集「現代の精進料理」


 大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、地方創生のための総合情報誌『地域人』
第66号を2月10日に発売した。
今月の特集は「現代の精進料理」。精進料理は、もともと禅宗の修行僧の食事として伝えられてきたもので、動物由来の食材をいっさい使わず、ニンニクやネギなどの五葷(ごくん)と呼ばれる香りの強い野菜も使いません。仏教に根差した精進料理はまた、健康を大事にし、環境保護に目を向け、動物愛護の思想・哲学を持つ、ヴェジタリアンやヴィーガンの人たちの生き方とも重なります。
今また注目を集める現代の精進料理を、新たな観点から見直します。

 

『地域人』第66号表紙『地域人』第66号表紙

巻頭インタビューは永平寺で料理を担当する典座を務めた吉村昇洋さん巻頭インタビューは永平寺で料理を担当する典座を務めた吉村昇洋さん

■概要
●その一 お寺ごはん 取材・文・撮影/森枝卓士(フォトジャーナリスト)
・青江覚峰 浄土真宗東本願寺派湯島山緑泉寺住職 『宗派を超えて 「料理僧」が伝える仏教』

・西井香春 臨済宗泰元山三光院執事 『究極の引き算が生み出す 皇室ゆかりの門跡尼寺料理』

・飯沼康祐 天台宗金剛山福昌寺副住職 『「お寺に来てよかった」 精進料理を仏教の入り口に』

・藤井まり 料理研究家、鎌倉不識庵「禅味会」主宰 『身近な食材の滋味あふれる精進料理が心と体を満たす』

●その二 能登の農家民宿 取材・文・撮影/島村菜津(ノンフィクション作家)

・春蘭の宿 『きのこや山菜を塩蔵保存する 伝統の技を生かした料理』

・ゆうか庵 『体にも心にも優しい味わい。 彩りの美しい創作料理が人気』

・里山まるごとホテル 『農家の知恵や地域に伝わる料理 古民家暮らしの魅力を伝える』

●その三 新しい精進 取材・文・撮影/森枝卓士(フォトジャーナリスト)

・石山 洸 株式会社エクサウィザーズ代表取締役社長 『殺生しないカッコよさが日本の社会を救うかもしれない』

・藤井小牧 精進料理カフェ こまきしょくどう 鎌倉不識庵女将 『型の中で、自在に遊ぶ 精進料理が身近に』

●取材を終えて 森枝卓士(フォトジャーナリスト)『食は生き方そのもの 時代が精進料理に追いついた』
■特集内容(一部抜粋)

東京都小金井にある三光院の雅な精進料理東京都小金井にある三光院の雅な精進料理

能登の農家民宿で味わえる地元野菜を使った伝統料理能登の農家民宿で味わえる地元野菜を使った伝統料理

■媒体紹介
『地域人(chiikijin)』
2015年9月に創刊。地域で活躍する人々の前向きで積極的な“生”の情報を新鮮なまま毎月お届けし、ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用されています。
発刊:月刊(毎月10日発売予定)/定価:本体1000円+税。4月からは価格表示が変わります。/発行・発売:大正大学出版会/編集:大正大学地域構想研究所/制作:大正大学事業法人 株式会社ティー・マップ/編集・発行人:柏木正博(大正大学専務理事)/編集長:渡邊直樹(大正大学客員教授)/部数:1万5000部/判型:A4変型/平綴じ/ページ数:本文104ページ/大型書店、ウェブ書店で発売中。電子版も発売中。https://chiikijin.chikouken.org/chiikijin


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