「文化の現場」は、従来の文化施設だけでなく、観光・産業振興、地域活性化・街づくりなど、地域のあらゆる分野に広がり、地方自治体における文化政策を巡る状況は激変している。本書は、全国の現場を数多く渡り歩いてきた著者が、歴史・環境・食文化などの視点から、人材や官民協働の在り方に焦点を当て、よりすぐりの35事例を紹介。「文化の現場が拡張している実態」「行政と民間間の連携・協働の必要性」についても解説する。
観光や街づくりなど地域の課題解決に尽力している人、行政職員などの学びに役立ててほしい。
A5判256ページ。定価3080円(税込み)。発売=学芸出版社。