誠文堂新光社(東京都文京区)は10月15日に、「大根料理大全」を発売する。
たかが大根、されど大根
日本料理を何百年にもわたって支え続け、調理場では日本料理人を育てる役目も担っている大根。
世界中から注目を集め、日本料理がさまざまに解釈されるなか、長年にわたって、調理場で繰り返されてきた大根仕事には、先人がつないできた日本料理の味作りの原点が詰まっています。
余計なものを削ぎ落とし、必要な仕事に集中した著者の大根料理には、情報過多な現代だからこそ見えにくくなっている日本料理の味づくりの基本が、わかりやすく映し出されています。
【目次】
【著者プロフィール】
橋本 幹造(はしもと・みきぞう)
1970年、京都府生まれ。18歳で料理の道へ。日本料理店に5年勤めたあと、20代前半で青果市場へ転職。全国の産地を巡る機会を得て、野菜の栽培と流通の知識を深める。20代半ばで上京し、料理の世界へ復帰。赤坂の京料理店で料理長を務めたあと、2007年、東京・外苑前に「一凛」を独立開店。2022年、神楽坂に移転、現在に至る。独立後は、包丁、土鍋など調理器具のプロデュース、地域活性のメニュー開発など、多方面で活躍している。
【書籍概要】
書 名:大根料理大全
著 者:橋本 幹造
仕 様:B5判、240ページ
定 価:4,950円(税込)
発売日:2024年10月15日(火)
ISBN:978-4-416-52369-8