【本だな】瀬戸内国際芸術祭と地域創生 現代アートと交流がひらく未来 狹間惠三子 著


 瀬戸内国際芸術祭は、毎回100万人前後が離島などの会場に来場し、100億円規模の経済波及効果をあげる。だが、それだけではない。アートの力で地域の魅力と資源を再発見し、それを磨く活動を通して多くの人が集まる。

 地域に住む人たちが揺り動かされたときに、小商いや移住、定住の増加など、地域の変化が起きている。

 その企画、運営、とりわけ行政と民間・住民の関わり方から成功の秘訣を読み解く。日本を代表する地域型芸術祭である瀬戸内国際芸術祭から得られる知見を整理し、他の地域や芸術祭にとって有意義な示唆を導き出していく。

 四六判256ページ。定価は2400円(税別)。

 発行は学芸出版社。


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