日本政策金融公庫総合研究所が長年取り組んでいる「新規開業実態調査」の分析から浮かび上がる新規開業の現状や、さまざまな業種の新規開業のケーススタディに基づき、「新規開業をめぐる過去、現在、未来」を俯瞰する企業関係者の必携書。
2021年版以降、コロナが開業者に与えたマイナスの影響に主眼を置いてきたが、24年版ではコロナ禍をきっかけにした開業や、コロナ禍が開業に対する関心に与えた影響についてプラスの側面も交えながら詳しく分析している。
4章立てで、第1章では新規開業実態調査を用いた開業の動向、第2章ではコロナ禍をきっかけに開業した人の実態、第3・4章では同研究所によるアンケート「起業と起業意識に関する調査」を用い、対象を広げてコロナ禍が起業への関心に与えた影響について説明している。
A5判298ページ。定価2530円(税込み)。発売=佐伯コミュニケーションズ。