JTBは17日、「第14回JTB交流創造賞」(旧JTB交流文化賞)の受賞作品を発表した。地域に根ざした持続的な交流の創造と各地域の魅力の創出、地域の活性化に寄与することを目的とした賞で、地域(観光地)の組織・団体の取り組みを対象とした「組織・団体部門」では、最優秀賞に車いす紅蓮隊・カムイ大雪バリアフリーツアーセンター「障がい当事者がリードする誰にもやさしいまちづくり」が決まった。優秀賞は、ふるさとかかし親の会「かかしによる『日本のふるさとの原風景』の再現…『奥播磨かかしの里』」とNPO法人佐渡芸能伝承機構「祭りがつなぐ佐渡の現在・過去・未来―民俗芸能を通じた地域と大学の交流活動」が受賞した。
17日に開催された授賞式の様子
賞の意義と目的
JTB社長 髙橋広行
まずは、受賞された皆さまにお祝い申し上げます。
JTBグループは、JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こす「交流創造事業」を事業ドメインとして掲げ、グループをあげて第三の創業にチャレンジしております。2005年にJTB交流文化賞を創設し、今年度から名称を変え「JTB交流創造賞」として14回目を迎えることができました。交流創造賞の大きな特徴は、地域の独自性が生かされ、今後の発展が期待できる「持続可能な観光」を応援する賞だということです。
今後も受賞した地域の取り組みに対しては、表彰だけで終わることなく、さらなる地域の発展につながるよう、商品化やプロモーションなどをJTBグループが全力でバックアップしてまいります。受賞地域の「これから」に、ぜひご期待ください。