【特集】宿泊自動キャンセル料自動回収ツール「わきざしクラウド」、導入で回収率が大幅アップ


催促オート、二つの請求モードなど好評

 「かんざしクラウド」をはじめとする宿泊施設向けのデジタル・ソリューション・サービスを手掛けているかんざし(東京都千代田区、秋山匡秀代表取締役社長)は、旅館・ホテルなどの宿泊キャンセル料の請求・回収業務を自動化するクラウド型DXツール「わきざしクラウド」を提供している。キャンセル料の回収は、宿泊業経営における長年の課題だったが、「わきざしクラウド」の導入によって回収率が大幅にアップするなどの成果が上がっている。導入施設の声、評価の高い機能を紹介する。

 宿泊施設におけるキャンセル料の回収には、クレジットカードの事前決済を活用するといった対応策はあるが、現地決済、電話予約などは依然として一定の割合を占めている。ノー・ショー(連絡なしの当日不泊)、宿泊直前の取り消しなどで、キャンセルポリシーの規定に基づくキャンセル料が発生しても、業務負担の大きさや対応の難しさなどから、実際に請求、回収に至らないケースが少なくない。請求、回収を担当するスタッフの精神的な負担も大きい。

 「わきざしクラウド」は、キャンセル料を請求すべき事案が発生した際、担当スタッフに代わり、お客さまへの請求から、督促、入金の消し込みまでを自動化するクラウド型DXツール。「請求金額」や「宛先」を入力するだけで自動的に処理が実行される。メールなどを通じてお客さまへの通知、請求、督促のリマインドを自動的に行う。キャンセル料の支払い後、フォローとしてクーポンを発行する機能もある。

■評価の高い機能

【督促オートメーション】
 請求するデータを入力するだけで、キャンセル料が入金されるまで強度を上げながら、「SMS」(ショートメッセージサービス)に始まり、最終的には、ハガキ、内容証明などの「支払督促」までを自動化している。お客さまから入金があれば、一覧から自動的に案件が消え、督促も終了する。

【二つの請求モード】
 ウェブ予約だけでなく、電話予約であっても請求できるキャンセル料専用の請求モードと、前金や予約金・弁償金などの一般的な請求に使える請求モード、シーンに応じて使い分けられる二つの請求モードを搭載している。いずれのモードでも、SMSやEメールでウェブ請求書を送信できる。

【豊富な決済方法】
 決済方法は、クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ決済、Apple Pay、Google Payに対応している。請求を受けたお客さまはこれらの決済方法の中から、好みの方法を選んで決済できる。

【請求、債権管理の確認】
 キャンセル料発生案件に関する対応状況が一覧表示される。請求状況がひと目で把握でき、請求書の開封状況、督促の進捗状況などを一元的に確認できる。

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わきざしクラウド|キャンセルチャージ請求DX|かんざしシリーズ


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