沖縄で5番目に大きな島 久米島 SDGs体験が豊富
青い楽園「ハテの浜」
ホームビジット体験
川や湿地で生物の多様性を学習
ツーリズムEXPOジャパン沖縄では業界関係者向けにファムツアーを実施。沖縄本島や離島など全18コースが設定された。
久米島町観光協会では、「沖縄本島から飛行機で30分!久米島を遊びつくすおすすめ体験旅」をテーマに1泊2日のツアーを開催。ツアーでは、SDGsや地域の歴史・文化を学ぶプログラムが実施された。久米島ホタル館では川や湿地に入りエビや魚を探す体験や生物の多様性の大切さなどを学ぶ学習、沖縄料理を家庭で味わう「ホームビジット」、琉球王朝時代(1750年ごろ)の士族の家など歴史的景観を残す「西銘集落」の散策などが行われた。
観光地の視察では、青い楽園といわれる「ハテの浜」、幾何学模様が美しい「畳石」、久米島を360度一望できる「宇江城城跡」などを巡った。食事では、100%久米島の食材を使用した「島味噌(みそ)もやしそば」などが提供された。
参加者からは「自然が豊かなことだけでなく、新しい生活様式に合ったさまざまな本物の体験ができる場所」「島の人々の生き方を地域の人たちとふれあいながら体験できた」などの声が上がった。
「久米島は沖縄で5番目に大きな島。SDGsを学ぶプログラム、民泊体験、フィールドワーク、アクティビティなど教育旅行の素材は抱負だ。最近では、家を出る時よりも笑顔になって帰る旅『家出旅』も提案している」と同協会。
西銘集落にある上江洲家
海を眺めながら「朝ヨガ」