「熊本地震」が影響 宿泊も大幅減に
宮崎県観光推進課がこのほど公表した「平成28年観光入り込み客統計調査結果」によると、同年1年間(1~12月)の観光入り込み客数は1530万4千人で、前年比3・1%減少した。同年発生した「熊本地震」が影響したものと見られる。
このうち県外客は639万8千人で6・7%減。県内客は890万6千人で0・4%減。
宿泊客は14・2%減の300万8千人。特に県内客が25・0%減と大きく減少した。前年が「ふるさと旅行券」により大幅増で、その反動が要因にあげられる。
日帰り客は県外客が6・0%減ったものの、県内客が3・7%増え、トータルで前年並みに。
観光消費額は12・6%減の1331億600万円。
宿泊先はホテルが最も多く、県内客の75・6%、県外客の88・0%を占める。