3世代・家族層ターゲット 体験型中心に県の魅力PR
宮城県は、国内外の皆さまの温かいご支援やご協力をいただきながら、東日本大震災からの復旧・復興に向けた歩みを着実に進めてまいりました。皆さまのご支援に対しまして心から感謝申し上げます。
東日本大震災から8年が経過いたしましたが、この間本県では、観光による交流人口の拡大を復興の原動力の一つにすべく大型の観光キャンペーンを開催するなど、観光復興に向けた取り組みを行ってまいりました。
こうした取り組みにより、震災直後に大きく落ち込んだ観光客数は、平成29年に震災前の平成22年を上回り、過去最高となりました。
一方で、震災の被害が大きかった沿岸部の観光客入込数は震災前の約8割までしか回復しておらず、また、全国的に外国人宿泊者数が増加する中で、東北地方は外国人誘客の面で他地域に遅れをとっている状況であります。
宮城県としてはこうした状況を踏まえ、さらなる観光誘客拡大を図るため、来年度は「親子3世代・ファミリー層」をターゲットとし、5月から9月までは人気アニメ「サザエさん」、10月から3月までは「ポケモン『ラプラス』」をキャラクターとした観光キャンペーンを展開してまいります。家族で楽しめる体験型コンテンツなどを中心に、ガイドブックや動画などにより宮城の魅力をPRいたします。
宮城へお越しの際には、皆さまを最高の笑顔と食材でお迎えし、また来たいと思っていただけるよう、心からおもてなしさせていただきます。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
宮城県・村井嘉浩知事