サイクリングの聖地 10月にビッグイベント
しまなみ海道サイクリングロードは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、日本初の海峡を横断する70キロのサイクリングルート。瀬戸内海の島々が織りなす絶景を楽しめる。
海道にある七つの橋はそれぞれ形式が異なっていることから「橋の美術館」と呼ばれ、瀬戸内の多島美と橋の造形美の絶景は「世界で最もすばらしい7大サイクリングコース」と米CNNで絶賛されたという。
尾道駅前からフェリーで向島に渡り、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、今治駅前といった行程。上級者なら3時間ほどで走破でき、初中級者でも6~8時間ほどといわれる。
注目のイベントが10月30日に開催される「サイクリングしまなみ2022」だ。2年に一度の開催だが、20年はコロナ禍で見送られた。イベントを通して、世界におけるサイクリストの聖地であるしまなみ海道をアピールし、交流人口の拡大、地域振興・活性化を図る。
「供用中の高速道本線を走ることができる大会はこのイベントだけ」といわれるだけに、サイクリストの関心も半端ではない。
コースはしまなみ海道およびその周辺地域の、約30~40キロの全8コース。7千人の参加を見込んでいる。
しまなみ海道はサイクリストの聖地ともいわれる