美しい湾を巡る 初心者でも手軽に
富山湾岸サイクリングコースは氷見市を起点、朝日町を終点とする、延長102キロの湾岸沿いルート。富山湾は「世界で最も美しい湾クラブ」(本部・フランス)に加盟しており、湾の魅力が体感できる。
全般的に平坦で、初心者も気軽に楽しめるのが魅力だ。交通量も少なく、雪の多い地方ならではの広い路肩も自転車向きという。
富山平野を横断するあいの風とやま鉄道はサイクルトレインを運行しており、疲労度に応じて利用すれば効率的に回れる。
立山連峰の景色はもちろん、ルート上にはJR氷見線の車窓でも有名な高岡市の「雨晴海岸」や、「日本の夕陽100選」にも選ばれている「生地海岸」などがあり、景色の良さはルートの売りといえる。
4月には魚津市の市制施行70周年として、富山湾岸サイクリングが市のありそドームを発着点に行われた。3年ぶりの開催とあって、県内外から千人を超える人が参加したという。
氷見市が作成した自転車愛好家向けのPRウェブサイト「サイクリングひみ」ものぞいてみたい。お勧めのサイクリングコースなども紹介されており、参考になる。
富山湾と立山連峰は富山を代表する景色だ