5月25日、緊急事態宣言が解除されたが、コロナ直撃の宿泊業界は、かつてない苦境に立たされ、厳しい状況に耐えながらも、お客さまをお迎えする準備を進めていると思う。
世の中がコロナ禍により大きく変わった。Afterコロナでは消費者心理も大きな変化が起こっている。コロナによる自粛疲れ、ストレス発散のため、「温泉」に行きたいと思う方が多いと思う。実際にGoogleトレンドの検索で5月のゴールデンウイーク明けから、キーワード「温泉」の検索需要が増加している。
3密を避けられる場所であり、感染症への対応はしっかりされているか? という内容が行き先の決定に大きく関与する。「Social Distance Stay」、「Social Distance Travel」など新たな旅スタイルが求められる。
◆消費者の心配事
▽宿泊施設の感染症対策は。
▽体温検査はしているか。
▽宿泊施設のスタッフにコロナ感染歴はないか。
▽宿泊施設内でのソーシャルディスタンス対策は。
▽部屋の清掃(消毒)は。
▽もし、滞在中に体調が悪くなった場合の対応は。
Withコロナ、Afterコロナの時代においては、宿泊施設の取り組み(対応)をウェブサイトやSNSでしっかり明示しないと消費者に選ばれなくなる可能性もある。
宿泊施設の感染症対応のほか、お客さまへのお願い、従業員へのお願いなど、状況を鑑みながら検討が必要かと思う。
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日頃、大変お世話になっている宿泊施設の皆さまに向け、ウェブサイトやSNS投稿時に使える新型コロナウイルス対策ロゴをデザインし、無料配布することにしました。感染症対応バージョン、お客さま向けインフォメーションバージョンの計19デザイン。必要な方はinfo@collely-at.comまでご連絡ください。
弊社ができることは微力ですが、少しでも皆さまのお役に立つことができたら幸甚です。
(コレリィアンドアトラクト代表取締役)