「Googleアナリティクス4」の対応について、2020年10月、Googleアナリティクス4プロパティ(以下、GA4)が発表になった。
これは元々あった「アプリ+ウェブプロパティ」が、正式名称GA4として再発表されたものだ。発表から早々に機能追加がされ、有識者が解説記事や動画など多くの情報を発信していて、SNSのアクセス解析界隈はにぎわっている。
改めてGA4の概要などを確認する場合は、公式サイトや下記リンク先が分かりやすくまとまっていると思うのでお薦めだ。※GA4は発展途上で、各情報とも投稿当時の情報である点ご留意ください。
◇「新しいGoogleアナリティクスのご紹介」(公式サイト) https://analytics-ja.googleblog.com/2020/10/google.html
◇Googleアナリティクス4リリース! GA4とは? 3つのメリットと概要を徹底解説 https://ayudante.jp/column/2020-11-24/11-00/
GA4に対しての期待が高まる中、元々のユニバーサルアナリティクスはどうなるか? これまでのアナウンスでは、まだ当分は継続して利用可能だ。
そこで現時点では、ユニバーサルアナリティクスとGA4の併用をお勧めする。
新たなGA4は、ユニバーサルアナリティクスとは異なるデータを取得・保持するため、GA4を使用するにはGA4用のデータを新たに蓄積していかなければいけない。
そのためには、GA4を新たに設定し、サイトに埋め込む必要がある。今からGA4の併用を開始し、将来、ツール移行(現GA↓GA4)する時には、GA4に十分なデータが蓄積されている、という状態が理想だ。
ご注意いただきたいのは、お勧めは「併用」であって、「アップデート」ではない点だ。使い慣れた既存のユニバーサルアナリティクスは手元に残しつつ、別途、GA4を併用して、準備を整えながら徐々に移行することを強くお勧めする。
コロナ禍で加速したDX(デジタルトランスフォーメーション)化において、自社サイトのアクセスログデータ(例=新規またはリピーターのお客さまがどの端末で、どのエリアから、どういう流入経路でページにアクセスし、予約に至ったのか?離脱したのか?)を計測する環境整備は初歩的なことだが、重要な取り組みだ。
GA4の移行について、ご質問、ご不明点がございましたら、弊社のデジタルマーケティングコンサルタントが回答いたしますので、お気軽にお問い合わせください。info@collely-at.com
(コレリィアンドアトラクト代表取締役)