駅たびコンシェルジュ新潟は、新潟県の観光流動の発信や旅のお手伝い、また着地として、お米やお酒だけではない新潟の魅力をご案内している店舗です。最近は3年ぶりに定期航空便として新潟―台湾が就航したことから、外国籍の方のご利用も増えています。
今秋、秋~冬の庄内エリアの誘客促進企画として、「詣でる つかる 頂きます鶴岡観光キャンペーン」を実施しました。JR東日本庄内統括センターから、DEGAM鶴岡ツーリズムビューローやANAあきんどと連携した観光PRイベントの提案があり、庄内エリアにある自然、温泉、食などたくさんの観光資源を伝えられる機会として捉え、参画しました。
駅たびコンシェルジュ新潟としては、庄内への観光流動のきっかけを作るため、新潟―酒田間を走る「のってたのしい列車『海里』」にスポットを当て、美しい笹川流れの様子や車窓の景色、グルメなどを紹介し、実際に庄内への列車旅をイメージできるようPR動画を作成し放映しました。
イベントでは、普段はお目にかかれない出羽三山の山伏によるほら貝を使用した御祈願やJRのこども制服によるにぎやかしなどを実施。また、客室乗務員として乗務を続けながら山形県庄内エリアのPR活動等を行っている「ANA SHONAI BLUE Ambassador」との記念撮影や温泉旅館の皆さまによる温泉地情報の発信などを行いました。
このほか、イベント当日には臨時列車として特急「とき」が上野―新潟間で運行し、列車到着時には多くのお客さまが来店し、イベント全体では約360人のお客さまにご来店いただけました。
今回は3社と連携したことで、これまでにない規模の企画となりました。県内外の皆さまに庄内を知っていただけるきっかけ作りに携われたことは、大きなやりがいにつながっています。今後も、観光流動のきっかけとなる企画、イベントを、JR東日本グループや地域と協力して創っていきます。
イベントでにぎわう店内