熊本市で11月23日からイベント「クリスマスマーケット熊本2023」が行われている。
ドイツで誕生し、ヨーロッパ各国で親しまれているというイベント。街の広場に置かれたクリスマスタワーの周りにさまざまな店が並ぶ冬の風物詩。小さな木製の屋台「ヒュッテ」ではホットワインやキャンドル、リースをはじめとしたクリスマスグッズ、伝統的菓子や料理を販売する。
2018年冬に初開催。初年度に期間中9万人、5年目の昨年は71万人を超す来場者でにぎわった。
市内3会場で開催。熊本駅(アミュひろば)会場(前半は終了。後半12月8~25日)ではアミュプラザくまもとが主催するプロジェクションマッピングを実施。直径8メートルの機関室を模したLEDオブジェクトと約600平方メートルのプロジェクションマッピングショーが楽しめる。
花畑広場会場(12月8~25日)は、熊本の木と触れ合う「木育推進事業」の補助金を活用し、子供たちなど地元の人々が作った「みんなツリー」を展示。市民の木材利用や森林保全の意識の高揚を目的に行われているという。捨てられてしまう木材に工夫を加え、地域の人々、団体・企業が参加して作った。
水前寺(水前寺江津湖公園、ジェーンズ邸前広場)会場は12月1~3日の開催。竹で作ったブランコを展示するなど子供たちを楽しませた。