
北海道旭川市で5月30日から6月15日まで、「第28回全国菓子大博覧会・北海道」「あさひかわ菓子博2025」が開かれる。
全国菓子大博覧会は1911年に東京で行われた「帝国菓子飴大品評会」に始まり、“お菓子の祭典”として約4年に一度、全国各地で開催されてきた。今回は2017年の三重県以来の開催。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで延期されてきたが、久々の開催となる。
会場は旭川市道北アークス大雪アリーナ。
全国の菓子職人が伝統の技を駆使して制作した約80体の大型工芸菓子を一堂に集めて展示。全国から応募のあった数千点の菓子の中から、各機関賞を受賞した商品も展示する。
ミニ工場での菓子制作の見学・試食や、全国のその地域でしか買えない菓子、約1千種類の販売も行う。
アリーナ内に大小二つの「ホワイトロックドーム」を設置。小さなドーム内には平和への祈りを込めて、菓子博参加店舗の包み紙で折られた折り鶴を美しく配置。
メインドームでは、ドーム内面の壁いっぱいに展開される和洋さまざまな菓子と北海道の広大な牧場や畑、農産物のプロジェクションマッピングで来場者を出迎える。
前売り入場券を5月29日まで大人1200円(当日価格1500円)で販売中。