山形県内でさまざまな秋祭りが行われる。
つや姫の里の収穫祭・ふじしま秋まつり(11月10日、鶴岡市)=「おいしいお米」として全国でも知られるつや姫が鶴岡市藤島地域の山形県水田農業試験場で開発されたことにちなんで開催される祭り。
「鶴岡ごはん日本一決勝審査」「日本藁(わら)文化大祭」「JA庄内たがわ秋まつり」「米俵投げ大会」「キッズ藁ンド」など、同地の食や農村文化に触れることができる。
ながい百秋湖まつり(10月27日、長井市)=長井ダムの秋の紅葉の盛りに毎年開催されている。
長井ダム湖面巡視体験やガイド付き長井ダム探検をはじめ、各種イベントを開催。長井ダム管理支所ではステージイベント、フードコーナーを含む「ひゃくしゅうこマルシェ」を行う。ステージではけん玉パフォーマンス、バンドによるコンサート。今回、初めての試みとして、長井ダムの展望所を会場にミニ四駆レース大会を開催する。野川まなび館ではバギーの運転や原木しいたけ菌打ち体験、縁日コーナーも。
いいで熱鍋祭(11月3日、飯豊町)=「めざみの里観光物産館」を会場に行う地産地消の祭典。町内産の食材を用い、趣向を凝らした鍋料理を用意。地場産の野菜や特産品の販売も行う。
鍋料理は小どんぶりで提供。食べ比べを楽しむことができる。鍋3杯食べ比べセット券を千円で販売。
南陽の菊まつり(11月6日まで、南陽市)=17世紀初頭に始まった古い歴史を持つ南陽の菊作り。その菊を使った菊人形を会場で飾る。
熊野大社周辺の宮内会場で10月4日から15日まで行い、16日からは会場を南陽市中央花公園に移して行われている。香り高い菊花の品評会や、日本一の歴史と技を誇る菊人形など、菊花の趣や伝統を感じられる。