山形県の県花、紅花。その開花時期を迎え、各地で関連イベントが開かれる。
第39回「山形紅花まつり」は7月13、14日、山形市の高瀬紅花ふれあいセンターで開催。郷土芸能の上演や小学生による研究発表、写真撮影会、両日の先着200人に紅花のプレゼントなど。会場までJR仙山線高瀬駅から無料のシャトルバスを運行する。
天童市では7月6~14日、第37回「おくのほそ道天童紅花まつり」を開催。場所は同市の上貫津紅花畑。約3万本の紅花が咲き誇る畑を会場に、紅花染め、紅花ミニリース作り体験、高校生による手作り紅花菓子の販売など、さまざまなプログラムがある。
米沢市の「よねざわ紅花まつり」は7月20日にメインイベント、7月1~31日に関連イベントを開催。メインイベントは同市の山上コミュニティセンターエリアを会場に、ステージイベントや紅花染めの体験、高校生による探究活動の紹介、紅花スイーツコンテスト入賞作品の試食と販売会など多彩なプログラム。新幹線の線路沿いの紅花畑エリアでは撮影会を実施。新幹線の通過時間に合わせて「上杉小町」が登場する。
山形県の紅花は室町時代の後期に栽培が始まったとされる。食用や薬用、染料、飼料など、さまざまな用途がある。