観光庁の宿泊旅行統計調査の第2次速報値で、全国の宿泊施設における2024年9月の延べ宿泊者数は5371万人泊となった。コロナ前の19年同月比で10.1%増、23年同月比で2.9%増だった。このうち外国人延べ宿泊者数は、三大都市圏(8都府県)が19年同月比56.6%増、地方部(三大都市圏以外)が同36.1%増となり、大都市圏への集中傾向は続いているが、都市、地方いずれも大幅な伸びを示した。
9月の延べ宿泊者数全体では、19年同月比がプラスだったのは29都道府県。伸び率が目立つのは、東京都の33.8%増、岐阜県の25.2%増、北海道の25.1%増、栃木県の21.8%増、兵庫県の21.4%増など。
全体のうち日本人延べ宿泊者数は、19年同月比2.0%増、23年同月比1.8%減の4133万人泊。外国人延べ宿泊者数は19年同月比49.8%増、23年同月比22.7%増の1238万人泊。全体に占める外国人述べ宿泊者の割合は23.0%となった。
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