観光庁の宿泊旅行統計調査の第1次速報値で、全国の宿泊施設における2024年7月の延べ宿泊者数は5915万人泊となった。コロナ前の19年同月比で14.2%増、前年の23年同月比で8.6%増。このうち外国人は単月として過去最高を更新。日本人延べ宿泊者数も、統計上、比較可能な2010年以降で7月として過去最高値となった。
外国人延べ宿泊者数は、19年同月比38.3%増、23年同月比35.2%増の1494万人泊となり、今年4月の1450万人泊を上回り単月として過去最高となった。コロナ前との比較となる19年同月比も23年7月以降、13カ月連続でプラスとなり、引き続きコロナ禍前を上回る勢いとなった。
日本人延べ宿泊者数は4421万人泊となった。19年同月比は7.9%増、23年同月比は1.9%増で7月として過去最高値。単月としても昨年8月の数値に次ぐ数値となり、堅調に宿泊者数が推移した。