館内業務効率化、サービス向上へ
北海道虎杖浜温泉の「心のリゾート海の別邸ふる川」は、新日本コンピュータサービスのPMS「フューチャーV」と、さまざまなオプションシステムを導入。館内業務の効率化、顧客へのサービス向上に成果を上げている。
JR登別駅から車で約10分。話題の施設「ウポポイ(民族共生象徴空間)」にも近い同館。「喧騒(けんそう)を離れ、非現実を楽しむ」をコンセプトに、客室にテレビを置かないなど、普段の生活とは異なる非日常を顧客に提供している。「朝、お客さまにラウンジにお集まりいただき、日の出の景色を楽しんでいただいています。自然と一体に、“人間らしい自分に戻れる”とお客さまから評判で、リピーターの方も多いです」と代表取締役の古川洋平さん。
PMSの予約管理システムはサイトコントローラーと連動。リアルエージェント、OTAなどから入った予約データはそのままPMSに自動で取り込まれる。予約データをスタッフが手入力をする必要がない。
予約に関する電話があった際に、当該顧客のデータがコンピューター画面に映し出される「CTIシステム」、当日の料理に関する情報が調理場のモニターに映し出され、変更があった際にも迅速に情報伝達ができる「厨房インフォメーションシステム」も導入。
さらに自動精算機との連動も実現。「トラブルもなく、うまく稼働しています。スタッフ1人ぐらいの仕事をこなしてくれて、本当に助かっています」。
「心のリゾート海の別邸ふる川」の海を望む露天風呂