PMS、レベニューマネジメントシステムとの連携を拡大
JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)が提供する「らく通with」は、宿泊施設向けのエージェント(旅行会社、予約サイト)の予約、在庫、料金を一元管理できるサイトコントローラー。シンプルで使いやすい操作画面が好評。安価な月額固定料金でコストパフォーマンスに優れており、大手チェーンホテルでも利用されている。
定期的に機能面の充実を図っているほか、宿泊施設からの要望が多いフロント会計システム(PMS)や、レベニューマネジメント製品との連携拡大を積極的に進めている。
最近では、アルメックス(USEN―NEXT GROUP)社のPMS「innto」、GRID社のPMS「every+1」との連携を開始した。inntoは、クラウド型で誰でも簡単に操作できる直感的なUIが特徴。施錠設備との連携を図ることで、セルフチェックインにも対応している。
every+1は、業界初のネイティブアプリ型モバイルシステムで、場所を問わず館内どこでも利用できる。
また、サイグナス社のレベニューマネジメント「ROBOT」などとの連携も開始した。ROBOTは、自社の予約・予測状況などから最適な販売料金を提案。らく通と連携することで、OTAや、自社ホームページの掲載料金を自動で変更できる。
らく通は、PMSやレベニューマネジメントをはじめとした製品とデータ連動することで、宿泊施設における運用作業の効率化や売り上げ拡大に貢献できるよう取り組んでいる。
「every+1については、連携を記念した共同キャンペーンを実施する。詳細は、お問い合わせを」とJRシステム。