2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まであと千日となった7月18日、東京と関西で記念イベントが開催された。もうそんな時期なのかと思う一方、その時はコロナ禍が終息していてほしいと切に願う。
18日には公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決まったと発表された。3万3千点を超える応募から選ばれたとか。歴史や伝統、文化を脈々と受け継ぐ思いを込めたほか、万博のテーマ「命」を連想させる脈音で表現したという。
公式キャラは、水の都・大阪にちなみ、さまざまな形に変化する水と、万博の赤いロゴマークを一体化したデザインが特徴的だ。公表された時は奇抜なデザインに賛否両論があったが、インパクトは十分で、一度見たらなかなか忘れられない。
選考委員会の仲畑貴志座長(コピーライター)は「愛称は作るというより育てられていくもの。万博の進捗(しんちょく)とともに愛され育んでいただけるように」とコメントしている。あまり目くじらを立てないで、ミャクミャクと応援したい。
東京都内での記念イベントには岸田文雄首相も出席し、「成功に向けて自治体や経済界、多くの国民に協力をいただき、政府一丸となって準備を進めたい」と述べた。
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