【観国之光 435】昭和レトロブーム 次を見据えて商機に 観光経済新聞 論説委員 内井高弘


東京・台場のデックス東京ビーチ中にあるレトロ空間、台場一丁目商店街。若者に人気だ

 最近、「昭和」が見直され、ブームのような現象が起きている。いわゆる「昭和レトロブーム」で、テレビのバラエティー番組でも特番が組まれるほどだ。昭和を感じさせる観光地に足を運ぶ人も増えているという。

 1926年12月から1989年1月までの62年間を昭和時代と呼ぶ。日本の元号の中でも最も長く続いた時代だ。

 昭和レトロブームは2000年代初頭から始まったといわれる。昭和時代のノスタルジックな雰囲気や憧れを指す言葉で、特に、Z世代(1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代)が昭和を「古くて新鮮」と感じ、関心を示している。

 昭和世代の筆者にすれば、生きてきた時代にスポットが当たるのはうれしい限りだが、デジタル世代が昭和の「アナログ」にひかれるわけは何を意味しているのだろうか。

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