【観国之光 487】オーバーツーリズム、今年も あの手この手で解消へ 観光経済新聞 論説委員 内井高弘


外国人にも人気な銀山温泉。オーバーツーリズム気味で、解消に乗り出している

 日本政府観光局(JNTO)によると、2024年に日本を訪れた外国人観光客は3686万9900人で、過去最多となった。前年から1100万人以上増えた。日本に魅力を感じている外国人が多いことは喜ばしい限りだ。

 国内で消費した金額も8兆円を超え、19年と比べると69%増加している。日本経済を一定程度潤しているのは間違いない。

 JTBは、今年は4020万人(前年比8.9%増)の外国人観光客が訪れると推計する。過去最多記録を塗り替えるのは確実。新型コロナ後の急激な需要回復は一巡、4千万人は突破するものの、伸び率は緩やかになるというが、観光地のオーバーツーリズムは引き続き起こりそうだ。どう対策を講じていくか、頭を悩ましそう。このほか、地方への誘客や空港などの受け入れ態勢の整備なども課題として上がっている。

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