【調査データ】商工中金「中小企業の従業員エンゲージメントに関する調査」


飲食・宿泊業での課題 時間・人材不足が最多

 商工中金は10月31日、同社取引先の中小、中堅企業を対象に行った「中小企業の従業員エンゲージメントに関する調査」の調査結果を発表した。これによると従業員エンゲージメントの計測の必要性を感じている企業は9割弱存在しているものの、実際に計測を実施している企業は3割程度だと分かった。

 従業員エンゲージメントとは「従業員が会社の向かっている方向性に共感し、自発的に会社に貢献したいと思う意欲、帰属意識」のこと。同調査ではこれに加え、「従業員の心身の健康、ウェルビーイング(社会的な充実)」など、広い意味での従業員の満足度や幸福を含む概念と定義した。

 調査は今年8月18日~9月4日にインターネット上で実施。取引企業3789社のうち2513社から有効回答を得た。

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