リクルート(東京都千代田区、北村吉弘社長)が発行する旅行情報誌『じゃらん』は2024年8月5日、暑い都道府県イメージランキングを発表した。これによると1位は埼玉県、以下沖縄県、群馬県が続いた。「気温が高くなるには気候や地形の特徴などが起因するが、ランクインした都府県には、夏はもちろん一年を通じて楽しめるスポットがたくさんある。ランキング結果を参考に四季を愛でる旅をしてみては」と同社。
■『じゃらん』暑い都道府県イメージランキング
Q「日本で一番暑い」と聞いてイメージする都道府県を教えてください(3 つまでの複数回答)
猛暑日が続き、最高気温の話題を目にする機会も多いのではないでしょうか。夏のおでかけに暑さ対策が欠かせない昨今ですが、今回は「日本で一番暑い都道府県」をテーマにアンケートを実施しました。
暑い都道府県イメージ 1 位は埼玉県が獲得。そのほか TOP10 には、高気温の記録を持つ都市を有する県から、暑い印象の都府県が並ぶ結果となりました。気温が高くなるには気候や地形の特徴などが起因しますが、ランクインした都府県には、夏はもちろん一年を通じて楽しめるスポットがたくさんあります。季節ごとに変化する景色やご当地ならではのグルメが味わえるのも旅の醍醐味。ランキング結果を参考に、四季を愛でる旅をしてみませんか?
- 【調査概要】インターネット調査/ 調査時期:2024 年 5 月 22 日(水)~2024 年 5 月 24 日(金)
調査対象:47 都道府県在住 20 代~50 代/ 有効回答数:1,063 名(都道府県:MA、選んだ理由:FA)
【1 位:埼玉県】
「熊谷があるから」「最高気温がでたことがある」「ニュースでよく見る」という声が多く集まった埼玉県。熊谷市では最高気温 41.1℃を観測したことから、“日本一暑い街”として度々ニュースでも紹介されてきました。そんな熊谷市には、日本のさくら名所 100 選に選ばれている「熊谷桜堤」があり、春には桜のトンネルと菜の花が織り成す美しい景色を楽しむことができます。また広大な敷地を誇る「国営武蔵丘陵森林公園」も近く、アスレチックや遊具がそろい、夏には巨大なじゃぶじゃぶ池での水遊びができるなど、さまざまなイベントとともに四季折々楽しむことができます。そのほか埼玉県には「さいたまスーパーアリーナ」「西武園ゆうえんち」「東武動物公園」「鉄道博物館」など、熱狂したり、夢中になれるアツいスポットが満載です。
【2 位:沖縄県】
「日本最南端の県だから」「南国だから」というコメントと並んで「夏といえば沖縄のイメージ」「常夏のイメージ」の声が見られた沖縄県。1 月には桜が咲き 5 月には梅雨入りするなど、本州とは違う季節感で、一年を通じて気温があたたかく、真冬でも 10℃を下回ることがほとんどないのが特徴です。地域特有の動物と出合える水族館や動物園、オキナワブルーに輝く海と空やグルメ、本島から離島まで数多くの観光スポットがあり、国内でリゾートステイがかなうことから、旅行の行き先としても選ばれることが多い沖縄県。友人や恋人、ファミリーまで、訪れるたびに新しい発見がある点が魅力です。
【3 位:群馬県】
「ニュースでよく見る気がする」「館林が暑かった」など、メディアで見かけるというコメントに次いで、実際行ってみた実感の声も寄せられた群馬県。伊勢崎市や桐生市、前橋市などで 39℃を超える気温を観測したことがあるようです。桐生市といえば、幅広で薄めの麺が特徴の「ひもかわうどん」が名物。喉ごしがよいのが特徴で、暑い季節には冷たいざるうどんがおすすめ。そんな群馬県は、日本三名泉のひとつ「草津温泉」を有する県。「自然湧出泉として湯量日本一」「源泉かけ流しの天然温泉」「強力な殺菌力を誇る温泉」として、1,800 年余も昔から愛されている良質の名湯としても知られ、昼夜街歩きを楽しむことができます。
【4 位:岐阜県】
「暑い街の話題でよく取り上げられている」「今日の最高気温でよく上位に入っている」というコメントが集まった岐阜県。「多治見市がとにかく暑い」とのコメントもちらほら見られ、実際に41℃に迫る気温を観測したこともあるのだとか。本州のちょうど真ん中あたりにある岐阜県は、織田信長と縁の深い岐阜城や、日本三名泉のひとつ「下呂温泉」など観光スポットがたくさんあります。中でも『じゃらん』人気観光地満足度ランキング 2024 東海で1位に選ばれた「奥飛騨温泉郷」は、温泉はもちろん、美しい景色を眺めながらのサイクリングやトレッキングなど、大自然と一体になれるアクティビティも充実しています。
【5 位:京都府】
「盆地なので夏は暑いイメージ」と地形に関するコメントがずらりと並んだ京都府。歴史的な建造物から伝統的な文化を感じられる場所まで、魅力的な観光地が数多くある京都ですが、実は暑さを忘れるような涼しい川床でのランチやひんやり抹茶スイーツ、夜時間を活用したライトアップイベントが開催されるなど、涼やかに過ごせるポイントもたくさんあります。京都市内はもちろん、少し足をのばして丹後の涼絶景や海遊びを満喫するのもおすすめです。
※紹介している内容は 2024 年 7 月 26 日時点の情報です。
じゃらんニュース https://www.jalan.net/news/