【調査データ】民間企業・団体によるくまモン利用商品などの2023年売上高 熊本県調べ


 熊本県は2024年5月2日、2023年(1月~12月)における、民間企業・団体による、くまモンを利用した商品等の売上高合計を発表した。2023年の売上高は1,663億8,922万円で、昨年度から約74億円増加し、過去最高の売上高を記録した。2011年の調査開始からの売上高の累計は、1兆4,596億円となった。

【調査結果について】

※ 今回調査分は最終小売価格(推計)の合計額となります。
※ 「県許諾」とは、日本国内での利用及び海外利用のうち、①熊本県内に本店(本社)がある企業の商品、若しくは②熊本県内で製造された商品で、熊本県内から輸出される商品について、くまモン利用許諾事務局で許諾したもの。
※ 「ADK許諾」とは、海外での利用について、(株)ADKエモーションズが許諾したもの。

【調査結果の概要】
■国内は、昨年より約70.4億円(4.5%)増加し、海外は、約3億円(8.8%)増加しました。
非食品(グッズ等)は、約125.7億円(46.4%)増加し、食品は、昨年より約52.3億円(4.0%)減少しました。
・国 内 利 用 :1,556億6,384万円 → 1,627億 578万円
・海 外 利 用 : 33億8,672万円 → 36億8,344万円
・食 品 :1,319億4,309万円 → 1,267億1,538万円
・非食品(グッズ等) :271億748万円 → 396億7,384万円

■増加要因としては、コロナ禍が明けて、行動規制緩和により観光需要が増えたこと、「くまモンランド化構想」※の推進により、くまモンの全国的な露出が拡大したことなどにより、国内を中心に売上が伸びたと思われます。

■特に、台湾等との交流活性化や企業による利用増に伴い、国内でのグッズ等の売上が大幅に増加したことが主な要因と考えられます(許諾件数も2割以上増加)。

■食品売上全体では微減ですが、県が許諾した海外売上分は増加していることから、県内企業等による利用増により、輸出分の売上が伸びたことが分かります。

※くまモンランド化構想とは
 熊本県全体がくまモンの魅力あふれる場所となり、世界中からヒト、モノ、企業(ビジネスの活性化)が集まる地域となることを目指すものです。くまモンランドでは、4つのカテゴリーでくまモンを「知る」「観る」「楽しむ」「ふれあう」ことができます。

大活躍のくまモンをお祝い!
くまモン誕生祭2024 当日の模様

2024年3月16日(土)・17日(日)の二日間に渡って開催された、「くまモン誕生祭2024」は、総来場者数8万人余りにのぼり、大盛況の中、幕を閉じました。

 当日はくまモンのお誕生日をお祝いするため、ものまねタレントのコロッケさんや各地域のご当地キャラクターが集結し、さまざまなコンテンツで会場を盛り上げました。

 各ステージでは、やんちゃで好奇心いっぱいのくまモンらしく、バスケットボールやファッションショー、シャボン玉アートに挑戦し、会場は笑顔であふれていました

 
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