前年比45%増、コロナ禍前比19%減の824万人
過去5番目、国内観光客は最多を記録
沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課がこのほど公表した令和5年(暦年)の同県入域観光客数(確定値)は、前年比44.5%増(253万7600人増)の823万5400人。暦年では過去5番目、増加数は前年に次いで2番目に多い数字だった。コロナ禍前の令和元年比は19.0%減(192万8500人減)と、81.0%の水準まで回復。特に国内観光客が過去最多となった。
国内観光客は前年比28.3%増(159万8700人増)の724万8800人。元年比も0.2%増(1万4900人増)と増加し、これまで最多だった同年を上回る過去最多となった。
5月8日、新型コロナが5類感染症に移行し、県内のイベントが通常開催されたほか、全国旅行支援などの需要喚起策、修学旅行の需要回復、FIBAバスケットボールワールドカップ沖縄開催などの要因があった。
外国人観光客は前年比1968.3%増(93万8900人増)の98万6600人。人数は過去6番目、増加数、増加率は過去最多・最大となった。コロナ禍前の元年比は66.3%減(194万3400人減)。
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