観光庁は20日、国の観光需要喚起策として都道府県を支援している「県民割」事業について、実施期間を5月31日宿泊分まで延長することを決定した。当初の期限は4月28日宿泊分までだった。ゴールデンウイーク(GW)期間の4月29日~5月8日宿泊分は支援の対象外となった。
「県民割」事業は4月1日から誘客可能範囲を拡大。隣接する都道府県に加え、地方単位の地域ブロックを追加した。ワクチンの3回目接種歴、または検査の陰性証明が利用条件。感染リスクが低いと知事が判断する都道府県の県内旅行は、2回のワクチン接種歴でも補助対象とする。