長崎県観光連盟は16日、船と自転車で巡る長崎のローカル旅「ながさき大村湾サイクルージング」の予約を開始した。同連盟の公式サイト上で告知を掲載中。
「ながさき大村湾サイクルージング」とは、自転車を船に乗せて海から観光地を訪れる、クルージングとサイクリングを掛け合わせた新しい旅行スタイル。世界的にも珍しい湖のような形をした大村湾の地理的特性を生かし、湾岸の観光地をクルーズ船で巡り、港からは自転車で街を観光してもらう仕組みとなっている。
周遊コースは、「琴海エリア」「大村エリア」「長与エリア」「時津エリア」の4ルートを用意。各地の景勝地や飲食店、アクティビティなどを堪能できるコース設定となっており、いずれも自転車の走行時間は40~50分、食事や体験などの所要時間は2時間程度で楽しめる。
乗船までの手続きは、(1)日時とコースを選んで予約(2)クルーズ船の発着港「時津港」に行く(3)港のそばの「ヤスダオーシャンホテル」で好きな自転車を選び乗船―の3段階。自転車はもちろん、サイクリンググッズのレンタルや手荷物を預けることも可能で、身軽な格好で参加できる。
乗船地の時津港へは、JR長崎駅から電車・バスで約35分。
料金は、「時津コース」以外の3コースが1人5千円、「時津コース」が1人3千円(いずれも大人・小人同額、レンタサイクル料金含む)。