三つの大浴場が好評
岩手県新鉛温泉の「結びの宿 愛隣館」(清水隆太郎社長)は、花巻温泉郷の最も奥に位置する自然に抱かれた温泉宿だ。三つの源泉からこんこんと湧き出る湯、「山の湯」「森の湯」「川の湯」の三つの大浴場の合計17の湯船がある。のれんの交換により、一晩の滞在で全てを体験できるのがうれしい。
山の湯は、昨年7月にリニューアルオープン。内湯に寝湯や、パウダーコーナーを増設した。豊かな自然に囲まれた大浴場には、名物の立湯露天風呂、岩露天風呂、古代檜(ひのき)風呂などがあり、快適な湯巡りができる施設へと生まれ変わった。
森の湯は内湯、シルクバスと、源泉100%掛け流し信楽焼陶器風呂、立湯露天風呂がある。川の湯はオープンドアの内湯、深さ90センチの腰掛湯などがあり、入浴の楽しみが尽きない。
3密になりやすい大浴場については、宿泊客のスマートフォンで混雑状況を確認できるほか、浴室や脱衣場の備品を定期的に消毒しており、安心して風呂を楽しめる。
▽岩手県花巻市鉛字西鉛23番地。TEL0198(25)2619。https://www.airinkan.com/
「山の湯」内湯