【高校教育旅行特集】体験交流と教育民泊から探究学習とキャリア教育を 南信州SDGs教育プログラム 民泊と体験交流が生み出す相乗効果(長野県・南信州エリア)


なぜ今、南信州か?

〇「主体的・対話的で深い学び」、SDGs理解学習、ESD(持続可能な開発)学習のためのファシリテーター(学習支援者)の養成に積極的に取り組んでいます。


ネギの収穫、ほ場から考える農業のSDGs

〇1996年より全国からの教育旅行の受け入れを開始、28年間の安定した実績。

〇全国で初めて農泊を教育旅行に導入(1998年)。第1回オーライ!ニッポン大賞最優秀賞、2017クールジャパンアワード受賞(農泊)。

〇南信州観光公社は、飯田下伊那など16市町村が出資し広域行政の協力で受け入れ。

〇ラフティングなどの200近い体験プログラムが用意されています。

SDGsと学習指導要領~学校教育に求められるもの~

 OECD PISA(2022学習到達度調査81カ国・地域から69万人が参加、15歳対象)が評価する主要な能力で、日本はOECD加盟国中、数学的リテラシー1位(1位)、科学的リテラシー1位(2位)、読解力2位(11位)と全て世界トップクラス。この結果をOECDはコロナによる休校日数が比較的少なかったこと、学習指導要領による授業改善効果、学校現場でのICT機器への習熟等を主因として分析しています。

 学習指導要領の求める主要な能力は、OECDが実施するPISAの調査目的とリンクしています。既に始まった大学入試制度の改革も以下の点を意識しています。

 世の中は「正解のない問い」に答えを出せる「問題解決能力」や「創造性」を持つ人を求めています。感動体験南信州は、学歴や偏差値でその能力の有無は予測できないものであり、次代を切り拓く青少年には、「認知能力」(IQや学力テストで計測される)ではなく、「非認知能力」がその職業人生においても必要とされると考えます。

 これは真面目さ、開放性、外向性、協調性、精神的安定などから構成され、人間力と言い換えてもよいものです。

 農家民泊の受け入れ 2023年にコロナ禍を経て再開した際は86軒の農家の協力を得ましたが、2024年は94軒に増えました。2025年は100を超え、120軒体制を見据えて取り組み、1日当たりの最大人数300人を目指します。また、60歳未満の受け入れ農家の全体に占める割合は40%を超えており、将来にわたって継続的な受け入れが可能となっております。


リンゴ畑から循環型農業の効果を知る

 昨年委託業者を変更したラフティングは、全国的に例の無い、スタート&ゴール地点とも護岸された港と常設の建物内に着替え会場を有し、7人・9人乗りボートで編成しチームワーク醸成を意識した対応を行っています。


天竜川ラフティングでチームワークができる

 2030年以降の学習指導要領の改訂も見据え、自己肯定感の涵養(かんよう)や他者理解の心を育むプログラムをふんだんに用意しています。皆さまのご来訪をお待ちしています。


地域の伝統芸能を知り、抱える課題について考える(大鹿歌舞伎)

【問い合わせ先】株式会社南信州観光公社
〒395‐0001
長野県飯田市座光寺3349‐1エス・バードE棟2階
TEL:0265‐49‐4737/FAX:0265‐49‐4738
URL:https://www.mstb.jp/

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