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壁面埋め込み型、内観維持
訪日外国人観光客の増加を受け、観光スポットや宿泊施設でのWi―Fi機器設置の動きが顕著になってきている。半面、宿泊施設によっては、Wi―Fi機器の設置で客室の内観を損なう懸念などの課題も出てきている。
こうした課題に対して、ネットワーク機器メーカーのディーリンクジャパンは、一般的なJIS規格(日本工業規格)スイッチボックス対応の、壁面埋め込み型無線LANアクセスポイント「DAP―1850AC」の販売を2016年4月から開始している。
壁面に埋め込んでしまうことで、客室内観を壊さずに無線LAN化が可能。しかも、壁埋め込み型のWi―Fi製品としては最新の高速無線LAN規格である11acに対応しており、満足度の高いWi―Fi環境を提供できる。
また、無線LANだけではなく、客室の電話機やVODなどを収容可能なポートをそれぞれ備えたオールインワン情報コンセントといった製品になっている。
宿泊客と従業員のネットワークを仮想的に分ける機能や、最大60台のDAP―1850ACの一括管理機能、自館ホームページの強制表示機能など、ビジネスに役立つ多彩な機能を搭載していると同社は説明する。
DAP―1850ACの標準価格は1万7800円。問い合わせ先は、ディーリンクジャパンホームページ(http://www.dlink-jp.com/support/contact)まで。