高級ホテルの居室を再現
建築資材の大手、大建工業は今回のホテレスショーで、高級ホテルの居室空間を再現した展示を行う。和紙を素材にした畳、フローリングタイプの客室に最適な防音床材、豊富なカラーバリエーションをそろえた不燃壁材などのインテリア建材を紹介する。
優れた耐久性で和の空間を演出する「ダイケン畳 健やかくん」は、機械すき和紙の畳おもて。和紙をこよりに加工して樹脂コーティングしたものを編み込んだ。撥水性に優れ、手入れが簡単。イ草に比べてダニ、カビの発生がわずかで、日焼けにも強い。豊富な種類と、多彩なカラーバリエーションも売りだ。
「コミュニケーションタフ防音」は、同社独自の加工技術を表面材に使用した土足対応のフローリング。凹み傷、落下物に対して画期的な強度を発揮する。階下への音の響きを和らげるほか、優れた耐久性も特徴。ヒールの靴や傘、キャリーケースによる傷がつきにくい。
不燃化粧壁材「GRAVIO(グラビオ)」は、エントランスロビーや通路、客室まで施設内の壁面を美しく仕上げる内装化粧壁。同社独自の高性能基材を採用。優れた不燃性能が特徴だ。傷や水がかりに強く、多彩なデザインの木目柄から選べる。工夫された目地形状で、美しさと施工性を兼ね備えた。
同時開催する「ホスピタリティデザインセミナー2018」では、「ラグジュアリーホテルにおける 木質フローリングの防音性能向上について」(聴講無料、2月22日木曜午後0時20分から)と題し、コミュニケーションタフ防音の特徴を紹介する。