宿泊業専門に30周年
話題の新規開業ホテルや旅館で相次ぐ受注に成功しているタップは今年創業30周年を迎える。今年の国際ホテレスでは、例年通りユーザーCRMを中心に、フルパッケージ・ホテルシステムなどの展示、商談を行う。
現在のユーザー数は700施設に迫る。最近では日本国内に加えて海外施設へのシステム導入も実施。15年以上システムの使用を継続している長期ユーザーが多いのも特徴だ。
同社製品は、ホテル・旅館の業務に必要なほぼ全機能を自社開発のパッケージソフトで提供。施設に応じて柔軟なカスタマイズも行っている。設計思想が統一されているため、トレンドやマーケット変化に応じたシステム改善にもトラブルなくローコストで応じてくれる。昨今主流になりつつあるクラウド・サービスも提供している。
HCJ2017では、営業系システムを中心に展示。フロントシステムを始めとし、婚礼宴会、POSシステムなど、宿泊施設のあらゆる業務に応えたシステムソリューションを用意している。
また、前年に引き続き、販売予測などの各種分析機能を設けた「LoupeBI(ルーペビーアイ、データ分析システム)」、モバイルを利用した客室サービス管理システム、コンテンツマネージメントシステム(CMS)との親和性を高めた自社Web予約エンジンの「e―concierge」などの展示も予定している。
例えばLoupeBIは、レベニューマネジメントに必要なデータをPMSから抽出し、視覚化することで、宿泊施設の収益力強化を支援する強力なツール。タップブースでデモを見ながらぜひ触れてみたいシステムの一つだ。