「おもてなしと生産性」テーマ
電算インフォメーションは、ホテル・旅館システム「満室御礼」を展示する。「お客さまへのおもてなしと、施設スタッフの生産性向上」がテーマ。
昨年、フルリニューアルした満室御礼は予約、フロント会計、顧客管理をまるごとパックしたもので最近、三つの「タブレット系オプション」がラインナップされた。このオプションの利用で、施設スタッフは、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどの端末から「顧客情報閲覧」「ルームインジケーター」「オーダーエントリー」の各種機能が利用できるようになる。従来の紙ベースでの運用や連絡系統が簡素化でき、「生産性の向上が期待できる」と同社。
宿泊者(ゲスト)情報閲覧機能は、館内のどこにいても、本日の予約状況などのゲスト情報をリアルタイムに確認できる。
ルームインジケーター機能は、清掃スタッフの情報共有がスマホなどで簡単にできるもの。各部屋の状況がリアルタイムで確認でき、内線連絡の必要がなくなる。
オーダーエントリー機能は、注文と配膳のデジタル化を支援する。部屋食や食事処での飲み物や料理の注文を、スマホなどを利用して登録。 満室御礼の伝票データとして直接、取り込むことが可能になった。
満室御礼は、昨年のリニューアル版の発売から、小・中規模旅館(数室~100室未満)を中心に、導入プランの一つである「クラウドサーバープラン」で順調に導入実績が増えている。
同社では満室御礼に加え、観光施設・団体食事処向けシステム「行楽日和」、料亭・レストラン向け「Reco’s(レコス)」も展示する。