ユーザー数は1000施設
ホテル・旅館専門の情報システム会社、タップは創業32年の老舗。ユーザー数は千施設に迫る。最近では海外施設へのシステム導入も実施。15年間以上同社システムを継続使用している長期ユーザーも多い。
同社製品は、ホテル・旅館の業務に必要なほぼ全機能を自社開発のパッケージソフトで提供。施設に応じて柔軟なカスタマイズも行っている。設計思想が統一されているため、トレンドやマーケット変化に応じたシステム改善にもトラブルなくローコストで応じてくれる。主流になりつつあるクラウド・サービスも当然提供している。
HCJ2019の同社ブースでは、「アコモド」「電子レジストレーションカード」「新POSシステム」に注目したい。
アコモド(accommod)は、50室以下の小規模施設向けに開発したWEB予約・宿泊管理システム。タブレット端末にも対応。初期費用無料で、月額料金は宿泊料金の1%に抑えた。英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語でのクレジット事前決済も可能だ。
電子レジストレーションカードは、登録会員やOTA予約などで事前情報が入っていれば、タブレット上にサインするだけで宿泊名簿の作成が完了するシステム。紙のレジカードを手入力する必要がなくなる。
新POSシステムでは、現場スタッフの使い勝手を追求。タブレット上の視認性や操作性を大幅に改善し、メニュー写真も掲載できるようにした。過去利用の実績管理、メニューの好みやアレルギーなどを含めた顧客情報、経営分析なども可能だ。付帯施設や売店利用の部屋付けもできるため、旅館にも使い勝手の良いシステムとなっている。
前回出展の様子
タップ公式サイト