1日4回のセミナー
「食品衛生法等の一部を改正する法律」が昨年6月に公布され、その2年以内に施行される。改正の柱の一つは「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理を、食品を扱う全ての事業者に義務付けたもので、旅館・ホテルも対象だ。その中で、ライオンハイジーンはHACCP制度化に対応した独自のソリューションを提案する。
HACCPによる衛生管理は、大規模食品工場などを想定した(1)HACCPに基づく衛生管理と、旅館・ホテルや飲食店などを想定した(2)HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の2種がある。同社では、この(2)の適用対象となる宿泊施設などを支援するコンサルティング・監査システムを用意。導入方法の支援や、導入した基準が適切に運用できているかを点検し、問題点を改善する。具体的には、衛生管理計画の作成、実施、記録といった工程管理と、手洗い、消毒、施設の清掃などの一般的な衛生管理を指導し、監査実施後は、適合証明書の発行まで行う。ブースではこのソリューションに関するセミナーを1日4回開催する。
また展示商品は、食中毒対策に必須の手指消毒に関する製品を中心に紹介。3月に10リットル入りの詰め替え用特大サイズを発売予定の、「業務用キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」の「同・プロ無香料」は、ブース内に洗い場を設け、使用感を実感してもらう。
手指をかざすとセンサーが感知し、速乾性の消毒液を吐出する「手指衛生用オートディスペンサー」や、おしゃれなデザインボトルが特徴の「サニテートAハンドミスト」では、かわいいデザインをあしらった新商品も紹介する。
出展ブースのイメージ