【HCJ2022出展ブース特集】ショウエイ(東5-K04)


2020年の出展ブース

温浴用循環型ろ過装置

 商品開発から製造、販売、メンテナンスまでを一貫して行う温浴用循環型ろ過装置専門メーカーのショウエイ。今回のホテレス・ショーでは、主力のろ過装置「SPFシリーズ」に加え、温泉の温度を常時適温に制御するシステム「湯守のお手伝い」、浴槽水を加熱する昇温ユニット「子熱」などを出展する。

 温泉、源泉の管理人である「湯守」。温泉旅館・ホテルでは、その湯守が高齢となり退職し、後任が不在で困っているという悩みを聞く。湯守のお手伝いは、難しいとされる高温の温泉をほぼ適温の42度程度にまで下げるシステム。内風呂、露天風呂に浴槽内温度センサーを、脱衣室などには制御サーバーを設置し、温泉温度を適温に制御する。

 温泉温度の情報は、同社のクラウドサーバー監視システムからインターネット経由で送信されるので、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から確認できる。温泉の温度が高くなったなど異常が感知された場合は警報で知らせるので、安心して使える。

 一方の子熱は、客室に設置されている内湯、露天風呂などの小型浴槽用に開発。耐蝕樹脂製の小型熱交換器の採用で温泉にも対応。湯量500~1500リットルの浴槽に使用できる。製品特徴は、構成部品が少なく軽量でコンパクト設計ながら確かな保温性能を実現。オプションで集毛網付き吸込口を採用すれば、ヘアキャッチャーの設置は不要だ。また、リモコンによる遠隔操作が可能で、フロントなどから遠隔による監視もできる。

 ろ過装置のSPFシリーズは、耐蝕性、対候性、保温性に優れたFRP(繊維強化プラスチック)製のため、腐食性の高い温泉や海水などにも対応できる。タンクは10年保証なので安心だ。さらに、オプションである24時間遠隔監視システム「SBEM」の追加で、ろ過装置の効率的な運転と省エネを実現できる。

 このほか同社は、自動塩素注入装置、貯湯タンク、FRP製浴槽や、宿泊施設の集客に一役買うマイクロバブル装置、人工炭酸泉装置など付帯設備を幅広く取りそろえている。さまざまな課題を抱える温浴施設へ最適な提案を行っている。

 営業所は全国10カ所。各種の製品に対する保守管理・サポート体制の充実も特徴だ。

 「宿泊施設の課題解決に役立つ製品、サービスを数多くそろえた。お気軽にお立ち寄りください」とショウエイ。

 

2020年の出展ブース

ショウエイはろ過装置をフルサポート


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