【HCJ2022出展ブース特集】タップ(東5-K14)


昨年のタップブース

最新の宿泊業DXを紹介

 タップは、ホテル・旅館専門の総合エンジニアリング会社。創業35年の老舗で、PMS(ホテルシステム)ユーザー施設数は1千軒を超える。

 HCJ2022の同社ブースでは、非接触ソリューションのスマートPMS「tapAppli(タップアプリ)」や客室サービス管理システム「RoomTag(ルームタグ)」など最新の宿泊業DXを紹介する。

 タップアプリは、宿泊客が自身のスマホ上で、予約、決済、チェックイン、ルームアサイン、ルームキー発行、チェックアウト、電子レシートの発行まで完了することができるアプリ。東急ステイなどが導入している。同アプリはLINEアカウントからも利用できる。HCJ2022では実際の操作性を体験できる。

 ルームタグは、客室係が携帯するモバイル端末とPMSとをリアルタイムで直結することで、特に客室清掃作業を効率化するシステム。

 タップは、従来は勘と経験に頼っていた業務をデジタル技術で最適化、効率化している。同社副会長の清水吉輝氏は「ホテル・旅館の日常業務は、『人にしかできないサービス=ホスピタリティ』と『作業としてのサービス』に分類できる。当社では、この作業としてのサービスを先進テクノロジーで効率化する。マニュアル化できるサービスにはエンジニアリングで最適化できる業務が数多くある」と話す。

 同社は沖縄IT津梁パーク内に、宿泊業界のDX実験ホテルとして「タップホスピタリティラボ沖縄(THL)」を建設中。23年3月の開業を予定している。また、同社が主幹会社を務める(一社)宿泊施設関連協会(JARC)は、観光業のエリアDXによる地方創生を目指している。

 

昨年のタップブース

Room Tag(客室サービス管理システム)紹介ページ

 

 


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