【HCJ2024特集】JTB(ブース5-G21)


JTBブ―ス(イメージ)

デジタルソリューションとのPMS連携 109言語で館内案内や観光情報

 宿泊客や宿泊施設の利便性につながる自動チェックインやオンライン精算などのデジタルソリューションを導入する宿泊施設が増えている。しかし、宿泊施設にとっては、そうしたデジタルソリューションをPMS連携するために大きなコストがかかるのがこれまで課題としてあった。

 JTBは、デジタルソリューションとPMS連携させるシステム「JTBデータコネクトHUB」を開発した。PMS連携に必要なAPIを共通化し、開発コスト負担の低減や導入スピードの向上を実現。宿泊施設のデジタル変革(DX)を後押しして生産性向上を支援するとともに、宿泊客の利便性向上にもつながる宿泊業界初のサービスだ。

 同社は、「JTBデータコネクトHUBを通じてデジタルソリューション提供企業との共創により宿泊施設のDXを支援したい」と語る。

 また、JTBは、言葉の壁の解消を目指し多言語ソリューションを開発するKotoznaと共創し、新たなコミュニケーションツール「Kotozna In―room」も提供している。

 Kotozna In―roomは、宿泊客が自身のスマートフォンで客室に設置されたQRコードを読み込むことで、自国の言語(109言語)で館内案内や周辺観光情報などを閲覧可能。自動翻訳チャット機能で宿泊施設のスタッフとリアルタイムにコミュニケーションも図れる。

 宿泊施設では、ルームサービスや貸出品などのリクエストにもスムーズに対応できる。また、ゲストサービス、施設内で利用できるクーポンなど40テーマ、140項目以上のメニューから、施設のニーズに合わせた表示項目のカスタマイズも可能だ。

 さらにKotozna In―roomの機能強化として、ダッシュボード機能、混雑状況可視化機能、アンケート機能、整理券機能などを次々と追加。PMSと連携させることで、宿泊客が客室でチェックアウト時にフロントで並ぶことなく精算業務が完結する「オンライン精算機能」を提供する。

 JTBは、宿泊施設の成果につながる共創型ソリューションを創出しつづけ、地域のサステナブルな発展に貢献していく。

JTBブ―ス(イメージ)

 

Kotozna In-room:ホテル・旅館の業務効率化・感染症対策をサポートする部屋置きタブレット不要の多言語対応ツール


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