【HCJ2024特集】SCEMANTIC(ブース6-U03)


日本酒ソムリエAIで1ランク上の宿泊体験を

風味を言葉に変える独自開発の日本酒ソムリエAI

 SCENTMATIC(セントマティック、東京都渋谷区)は2019年の設立以来、香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに「情緒的な体験価値」をプラスできる、共創型の香りのビジネスデザインを展開している。

 今回のHCJでは、2020年12月に世界で初めて風味を言葉に変える独自開発の日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」飲食店向けメニューツールの出展をメインに行う。

 飲食店を皮切りに、観光施設や一部老舗高級旅館など全国370カ所以上で導入が進んでいる。

 この日本酒ソムリエAIは、同社が開発した香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM」を活用し、日本酒の風味を言葉とともに味わうという、新しい飲食体験を提供する唯一無二のサービス。

 日本酒が持つ「すずしげ」「ふくよか」「あたたかみ」の3要素のバランスとともに、香りや印象、また情景にたとえたさまざまな言語表現のデータベースを結びつけることで、特徴を言葉として見える化を実現した。

 インターネット上の膨大な言語表現と人の香りの感じ方を学習したAIに、1万種以上もの日本酒の風味、感性データと、酒ソムリエの感性を融合させた。

 これにより、「表現の難しい日本酒の風味をわかりやすい言葉で表すとともに、人の感性を自然言語処理によって日本酒とマッチングすることができる」と同社。

 さらに、「同AIシステムの表す言葉を見ながらお酒を味わうと、味覚の感度が広がり、これまで感じられなかったような日本酒の味わいが感じられるようになり、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し、まだ見ぬ感性への気付きをもたらす効果もある」と言う。

 使い方は簡単で、客自身が店舗に用意されているタブレットを活用するだけと、従業員の負担を軽減する点も特徴。

 昨年、英語版・中国語版での活用が可能になったため、急増するインバウンド対策としても活用が見込めるなど、より利便性に優れた仕様にした。

 加えて、日本酒に続きワインについても同種のサービスを開発中で、今年中にリリースを予定している。

 「お食事処やお土産処などでのお酒選びの困りごとを解決し、新しい体験価値を創出するこのツールの活用を念頭に置いてほしい。お気軽にブースに足を運んでもらえれば」と話す。

日本酒ソムリエAIで1ランク上の宿泊体験を

香りの超感覚体験をつくる SCENTMATIC(セントマティック)


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