フルート・デル・ソル(東京都渋谷区)は、今回のHCJでは、年々増加するペットボトルごみによる環境問題ヘの取り組みの一環として、2021年6月から提案を強化するリサイクルが可能な地球に優しい紙パック入り水「ONLY WATER」を出展する。
この水を生産するスペイン本社では、ドミニカ共和国とイタリアに工場を持ち、日本や米国にも展開し、世界で3億本超の販売実績を誇り、欧州ではトップシェアを獲得。
国連を皮切りに、マツダのスペイン支社などがプライベートブランドとして導入するほか、マリオットグループなどの宿泊市場においても客室に設置するなど、年々活用が広がっている。同社は日本における総代理店の役割を担い、日本工場の設立を目指している。
「ONLY WATERは、採取された水から高性能フィルターで不純物やマイクロプラスチックを完全に除去し、最適なミネラルとバランスのとれたpHを生成。日本の水道水と同等の硬度(軟水)とpHに仕上げ、口当たりが良く体に優しく、赤ちゃんの粉ミルクにも活用できる安心安全な水に仕上げている」と社長の村田滋氏。
同時に、アルミ入りの紙容器を採用したため、空気と光を一切通さない仕様で、賞味期限は2年間を実現し、災害用の保存水の役割も果たす。
キャップはさとうきび由来のバイオプラスチックを用い、紙は適切に管理された森林から生産したことを証明する「FSC森林認証紙」を使用し、随所に環境配慮を実現。
製品は、330ミリリットルと、同500を用意し、今年からは250ミリリットルも用意。
また、同社は「国内で唯一小ロット(250ミリリットルと330ミリリットルは7488本、同500は5616本から)でのオリジナルパッケージ制作が可能。旅館・ホテルにおいてもブランディングを図っていただければ」と話す。
ONLY WATER