BBライン(福岡市)は今回のHCJ(ブース番号:1―D25)で、昨今の食用油の価格高騰に伴い、バイオセラミックスの力で揚げ物油の使用量を約30~60%と大幅に削減する世界初の特許を取得した油削減装置「BBFRY(ビービーフライ)」を出展する。
九州・沖縄エリアの飲食店を皮切りに、全国チェーンのレストランや旅館・ホテルにおいても活用が広がり、施設の付加価値の向上とともに、収益の拡大に貢献している。
最近では、アメリカを中心に、ベトナムや中国を含む海外市場においても導入が広がっているという。
使い方は至って簡単。電源および、専用の薬剤は不要で、BBFRYをフライヤーの中に入れるだけ。それにより、1秒間に50兆回以上の共鳴共振波が発生され、(1)水のように軽く、油がサラサラで、品質の維持に貢献(2)カラッとジューシーに揚がる(3)揚げ物への油の吸収が少ない(4)熱効率が向上され、揚げ時間が短縮(5)油の嫌なにおいを低減し、労働環境が改善する(6)従業員の作業負担を軽減―の六つの効果を発揮する。
「これらは量子力学を応用したもので、エントロピーの高い状態(無秩序)を量子エネルギーで低い状態(秩序)に戻し持続させる作用によるもの」と同社。
特に(2)は、吸油率が少ないため、冷めてもカラッとおいしい仕上がりで、テイクアウト用途での活用にも最適なことに加えて、廃棄ロスの低減にもつながる。
メンテナンスについては月に1度の煮沸洗浄のみで、効果が持続される。
ほかにも、従来の揚げ物での活用に加えて、焼き魚の調理にも応用が見込め、冷凍の魚であれば、3分程度揚げて、バーナーで焦げ目をつけることで仕上がるなど、利便性に優れる点も特徴。
製品のラインアップは、長さ90×直径22ミリのBBF―L30Aをはじめ、使用のフライヤーに合わせてさまざまなラインアップを用意した。
BBFRYのポイント