国内外12サイトに対応
かんざし(東京都千代田区、林垣恵太社長)は、宿泊プラン一括管理サービス「かんざしクラウド」をはじめとした「かんざしシリーズ」を旅館・ホテル向けに提供している。
同社の口コミ一元管理ツール「くちこみクラウド」は、現在国内外12サイトに対応。OTAに寄せられた自館に関する口コミに対して、AIで返信文の文例をサポートする機能や、各OTAの口コミの総合点や項目別の点数を一覧表示する機能などを備える。
導入施設数は700軒以上。直近のアップデートでは対応サイトに「ホテルズドットコム」を追加した。分かりやすい管理画面で直感的に操作できるため、現場の担当者がストレスなく使えることが導入の決め手となっているようだ。
林垣社長は「宿泊後に口コミを投稿したことのあるユーザーを対象に当社でアンケート調査を実施したところ、自身の投稿した口コミに宿泊施設から返信があった場合、リピート率の向上やネガティブな印象の緩和が確認された。旅アトの真摯(しんし)な対応を行うことが、新たな旅マエの創出にもつながる。投稿された口コミは自館の財産となる。くちこみクラウド上で集めた口コミを積極的に集客に活用していただきたい」と語る。
同社では、提供サービスをより活用してもらうための無料勉強会を逐次開催。10月は有馬温泉兵衛向陽閣で開いた。「現在月に2回の定期的なバージョンアップを行っているが、今後も利用者の声を第一にさらなる改良を重ねていきたい」(林垣社長)と意欲的だ。
利用料金(税別)は、初期費用が2万円で、月額利用料が1万4800円。「かんざしクラウド」の契約者は、定価から半額になる。
くちこみクラウドの管理画面
くちこみクラウド|株式会社かんざし KANXASHI Corporation